モンゴルで理学療法士

青年海外協力隊として2014年10月~2016年10月、モンゴルに派遣。その記録です。

ただいま、いってきます

いま、韓国の仁川空港でございます。

あと30分ほどで搭乗開始、1時間後にはモンゴルに向けて飛行機が動き始めます。

 

先ほど、成田から仁川まで来たわけですが、

ドタバタもいいところでした。

東京駅で買ったお土産を東京駅から乗ったバスに忘れるわ、

そのバスが折り返してきたころには、わたしは飛行機に搭乗しなきゃならないので、着払いで送ってもらうことになりましたが、食品は送れないのですって。残念。

日本の荷物検査で父にもらったゴマ麦茶350㎖が引っかかってしまったので一気飲みしたり

その際、「これは持ち込めませんよ~」的な案内をする空港係りの方に英語で話しかけられました。日本人に見えなかったのは間違いない。

モンゴル語でモンゴルと書かれたTシャツを着ているからかもしれません。

 

さて、日本に帰国したら、逆カルチャーショックという経験をする、とJICA二本松訓練所で習いました。

生活地が首都なので、日本から行ったり来たりの隊員のお見送り、出迎え、を良くしているので、ウワサに聞いた程度の驚きで終わってしまいました。

つくづく、最近は自分で体験しなくても、追体験程度で済むので大きな驚きというものが薄くなったなと思います。

 

今回、日本とモンゴル、文化の上でカルチャーショックは少なかったです。

モンゴルは、トイレに紙(トイレットペーパー)を流せないところの方が多いので、トイレにはごみ箱が置いてあって、「トイレットペーパーはくずかごへ入れてください」との張り紙が張ってあったりします。

日本でも、不意にくずかごに捨ててしまって、「あ、日本では流せるんだった」という

逆カルチャーショック。モンゴル隊員あるあるです。

最近は、モンゴルでもちょこちょこ流せるトイレが増えてきている印象で、結構確認するので問題なかったです。

 

久しぶりのチンギスハーン国際空港は、ASEMの影響で一層きれいになっていました。

壁に、大きなチンギスハーンや歴代皇帝の絵が飾ってありました。

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それこそ、空港のトイレはトイレットペーパー流せるタイプだったような・・・しかも、トイレットペーパー常備されていたような・・・

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飛行機乗る直前にもASEMの大きな看板がありました。

 

一番衝撃だったのは、日本に帰るときの既視感。

仁川空港のトランジット、

日本の税関までの道のり。

すべてが、すでに見たことある感覚でびっくりしました。

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ただいま~

 

そして、公用旅券を持っている人は、手荷物をもって税関を出るとき「お疲れ様です」と言われるというウワサ。

本当でした。

感動しました。

税関さんこそ、お疲れ様です。

 

※ 公用旅券、とはJICAボランティアがもらうパスポート。

青、赤ではなく、緑色なんです

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さて、そろそろ搭乗します。