モンゴルで理学療法士

青年海外協力隊として2014年10月~2016年10月、モンゴルに派遣。その記録です。

本日の少年少女

最近、近所の子どもたち、とくに少年が、家に帰る道々よく名前を呼んでくれます。

 

トランペットを吹いてとねだるのです。

 

でも、ここ最近吹いてあげる時間がありませんでした。

仕事の合間に、忘れ物を取りに行ったときに会ったり、

JICA事務所でお約束があったり、出かけなきゃいけないタイミングだったんです。

 

いつも「ダラー ダラー : Дараа , дараа(今度、今度)」といってかわしていたら、

「また吹いてくれるて言ったのに!」と。

「モーハイ : Муухай(悪いやつ)」呼ばわりされるようになりました。

 

今週一週間は、家族が来ていて田舎に行っていたので、そろそろ忘れられたかしらと思いましたが、今日も声をかけてくれました。

 

今日は、少女があまりにかわいく吹いてと言ってくれるので、吹くことにしました。

 

彼女にだけ、吹くような感じで”ゴヨゴヨゴッヨ”、を吹いたら、

「わーーーーーーーっ」と子供が寄ってきて、ウハウハでした。

 

そっから、また子どもたちが楽器を吹かせて吹かせて~となって、変わりばんこで吹き合い。

1歳くらいの女の子も興味を示していましたが、マウスピースの間接キス具合に?

嫌悪感を感じたのか、吹くように勧めるととっさに嫌がられました。

 

マウスピースの回し吹きって、実際どうなんでしょうねえ。。

一応、手でぬぐいながらやっているけど、一人一人にアル綿あればいいけど、ないし。。

今度はウエットティッシュ持って行こうと思います。

 

子どもたちは、大体、吹いてみて、音が出ると満足するようです。

音階などを教えるところまでは全然いきつきません。

 

ある少年は耳をベルにつけて、人に吹かせて、振動で鼓膜がビリビリかゆくなるのを堪能するようになってしまいました。

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最後に、ラピュタの「ハトと少年」を吹いてお開きにしました。

その間もずっとベルに耳つけていてかわいかった。

短い時間でしたが、とても楽しい時間でした。

 

明日はできないけど、また今度ね。とお約束してさよならしました。

 

今日の夕方は温かかったですが、ついさっき夕立がありました。

だんだん秋の迫ってきているウランバートル。

子どもたちは私が帰る10月初めのころ、外で遊んでいるのかなあ。

ナーダム休暇の過ごし方 3/3

両親と、お世話になっている同期隊員の方々と旅行に行ってまいりました。

南ゴビ、中央ゴビ県を満喫し、35℃以上だった気温が
ウランバートルに帰ってくると一気に16℃に下がり、風が冷たいのでウルトラライトダウンを着用するような気温差です。

 

さて、7月16日にバヤンウルギー県からウランバートルゆきのバスに乗ったわけですが、

15時発なので、その時間までナーダムが見れるということで、

朝9時ホテルに集合して、ナーダム会場へいきました。

 

バヤンウルギーのナーダムは、カザフ仕様なのかと期待しましたが、

ナーダムはもともとモンゴルの文化なので、モンゴル仕様な部分が多かったように思います。

ナーダムとは、モンゴル相撲、弓矢、競馬という3種目を競い合う祭典です。

 

勇んで9時に出発して、10時前に会場に着きましたが、

ナーダム会場はまだ準備中どころか、リハーサル中でした。

 

会場は、広い公園の敷地内で、遊園地が併設されていたのでナーダムが始まるまで1回1500トゥグルグの遊具に乗って遊びました。

結構怖かった。絶叫がダメな隊員も一緒に乗ってくれましたが、終わった後ぐったりしていました。

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丸いホーショール食べて休憩。

ナーダムにホーショール食べるのもモンゴル式でした。

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11時すぎてから、開会式が始まりました。あいにくの雨模様でしたが、この時は小雨。

開会式のモンゴル舞踊

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カザフの音楽

f:id:yuki12-99:20160812004401j:plain昔から

カザフ刺繍の入った近代的な着物。洋服みたいです。

帽子にも、ベストやジャケットにも入っている刺繍がカザフ刺繍です。

バイオリンの持ち方が独特なのが気になります。

他にも、馬頭琴や、ドンブラというカザフの楽器も演奏されていて、カザフの歌もありました。

 

開会式の途中で大雨にあってしまったので、雨宿りしつつ、2回目のホーショール。

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雨宿りしていたら、止みました。

 

モンゴル相撲

かつて、カザフ族の人々はモンゴル相撲を見るだけで参加できなかったが、ようやく首都の一番の大きなナーダムにカザフ族の人が参加したそうです。

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弓道

弓道は、現地の人たちもあまり見ないと言われました。「面白くないから」と。

女性も出れる競技で、高齢な方も参加していましたが、なんせ確かに地味でした。

的と、競技者が離れているから、結果がみにくい。

何せ、一緒に行った運転手とおくさまですらルールを知らないくらいでした。

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弓矢の先はこんな感じになっています。

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残念ながら、日にちの関係か、場所が遠かったのか、競馬は見れませんでした。

 

さて、路上に止めたお兄さんの車が、後続の車に埋まって取り出せなくなってしまい、

お知り合いのタクシーで、バス停まで送っていただきました。

バスはこんな感じ。

f:id:yuki12-99:20160812005815j:plain5人だったのでわたしの隣にはモンゴルの女性の方が座っていて、

60時間の道々少し寂しかったですが、こんな虹の写真を撮ったりなんだりして楽しみました。

虹の出どころみました。

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5人で行けてよかった。ありがとうございました。

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ナーダム休暇の過ごし方 2/3

タワンボグド山のふもとのゲルに2泊しました。

 

夏はアーロール(干しチーズ)を作ったり、アイラグ(馬乳酒)を作ったり

遊牧民生活を見せてくれていました。

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馬乳酒は、牛の革の中で馬の乳を撹拌して発酵させて作ります。

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去年の10月も、秋の山を楽しみに来たのですが

あいにく雪に降られてしまい2日間ゲルに引きこもりしました。

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夏のゲルの周りはこんな感じでした。

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これは夕暮れ。

ゲルキャンプの管理人さんのおうちで、夏ならではの作り立ての乳製品をごちそうしていただきました。

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真ん中のは、ボールツォグという揚げパンで、

それにウルム(牛乳を茹でた時に上にできる高脂肪分)やシャルトス(バター)、砂糖など思い思いにつけていただきます。

ちょっと柔らかい、カッテージチーズのようなビャスラグや、

できたてのアーロールなどもいただきました。

すべて、原料は牛乳です。

 

夏の間は、これらのツァガーンイデー(白い食べ物)を食べて、ビタミンを摂っているそうです。

 

もちろん、スーティツァイ(ミルクティー)もいただきました。

美味しかったです。

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夜は、星観て、流れ星が流れるたびにお願い事しました。

いっぱい流れるもんだから、お願い事のハードルもどんどん上がりました。

f:id:yuki12-99:20160806235415j:plain先輩隊員にもらったライトで、「ピカピカ」写真も撮りました。

 

山から街へ戻る途中、鷹匠さんのところへ寄ってもらいました。

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みんな腕に乗せて写真撮りました。

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秋になると、「鷹祭り」というのをやっているので、去年の10月はそれを見に来たのです。

これが鷹と鷹匠さん。

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鷹じゃなくて、鷲らしい、というウワサですが、よくわかりません。。

かっこよかったです。

外国人がたくさん集まるイベントで、観光客ばかりでした。

見ごたえあるし、お土産屋さんがいっぱい出ていて、見やすくて面白かったです。

 

 

サクサイ村というところで、ちょっと寄り道してもらって、

カザフ族の村のモスクをみました。

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こじんまりしていて、ものすごく素敵。

 

このあと、ウルギーでもモスク行きました。

大きくて、すてき。金曜日は、礼拝の日?なのか、お昼過ぎに、音楽が流れて、人がたくさん集まってきていました。

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頭に帽子、もしくはスカーフをはいて、

足は出さないように膝より長い丈のスカートかズボンを着用していなくては入れません。

 

ウルギーのザハ(市場)にも行きました。

秋も買ったけど、カザフ模様のカップ買ったり。

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市場の肉売り場には「カズ」というカザフの腸詰めが干してあります。

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カザフ族の刺繍の入った布

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アンティークのものは高いのですが、新しくミシンで作られたものは比較的安く手に入ります。

ドンブラという、カザフの2弦の楽器もかわいいのがたくさんありました。

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ザハの前にあった建物も色鮮やかでかわいい。

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秋よりも、街歩きの時間がたくさんあったので、新しいお土産屋さんたくさん発掘しました。

鷹祭りの会場でも出店していたザハの刺繍小物や、お菓子を売っているおばさん、わたしのこと覚えていてくれました。

彼女が作ったポシェット使っていたからね。

 

ああ、また長くなったので、ナーダムの話はまた次回

ナーダム休暇の過ごし方 1/3

また記事を書くのが滞り、

今日は両親がモンゴルに来るので、絶賛掃除中なのですが、とりあえずひと記事。

 

リオ五輪がはじまりましたね。

モンゴル語で、オリンピックは"Олинпийн наадам(オリンピーン ナーダム)"だそうです。

ナーダムのことを書こうとしていたので、オリンピックもナーダムなのかと感動です。

 

今回のオリンピックには205か国が参加していて、過去最多だとのことですね。

 

知り合いが今現在行っている国がたくさん出ていて、

関係なかった、全然知らなかった世界がぐっと近づいてきたなと開会式みながら感動しています。

 

南米での開催が初めてだなんて、知らなかった。

 

キラキラカラフルなブラジルの会場は、ものすごく盛り上がっているのでしょうね~

 

 

さて、今日は、モンゴルの祭典「ナーダム」時期の今年の過ごし方について振り返ります。

毎年のナーダムは7月11日~13日ですが、ASEMがウランバートルで開催され、

安倍総理を含めた各国の首脳がいらっしゃった関係で?、前後したりしたようです。

 

首都のナーダムは去年見たので

 

yuki12-99.hatenablog.com

 

今年は田舎に行きたい!!と1年前から言っておりました。

 

ウランバートル隊員であり、チャツォー(同い年)隊員でもある、

行動力のある彼女の協力により、モンゴルの最北西県「バヤンウルギー県」へ旅行してまいりました。

メンバーは、

26年度4次隊 言語聴覚士隊員

26年度4次隊 バレーボール隊員

27年度1次隊 デザイン隊員

27年度1次隊 幼児教育隊員

26年度2次隊 わたし

 

いつの間にか一番古株になりました。

 

バヤンウルギー県の県庁所在地はウルギー村です。

 

1400㎞ある道のりを、何で移動したか。

 

これです。

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ナーダム前で乗る人がたくさんいるためでしょう。これはいつものバヤンウルギー行きのバスではなく、立派なバスなのです。

60時間はかかるという、バス旅行、幸先よく始まりました。

 

道中の料理は、ツォイワンという揚げ蒸しうどんばかり食べていました。

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ここのは、麺も手作りで美味しかったです。

 

旅行日程は、

バス移動2泊3日、ウルギーで3泊(2日間ナーダム)、タワンボグド山で2泊、ウルギー1泊、バス2泊3日という6泊11日の予定でした。

 

でもこの素敵バス、目的地の手前の県で、故障によりストップ。

バスの中でひたすら寝ていたのでよくわからないのですが、2日目くらいからずっと動いたり止まったりを繰り返していたらしいです。

手前の県から、ウルギーまでほかの代理バスがピストン運送してくれたため、

最終的に70時間くらいかかり、最初のホテル泊がバス泊になりました。

素敵バスから、いつものバスへ乗り換えました。

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悪路もラクラク、ロシアバスなのですが、座席が固いし、リクライニングなし。

座席間は狭くて、足は伸ばせない席が多い。

座席のわきのひじ掛けすらなく、タイヤの上の席は足もぶらぶらで体が固定できないという、激しく乗り心地の悪いバスなのです。

一番後ろの席に座り、真ん中に座ったお兄さんは夜通し、体が前に滑って寝れずに過ごしたそうです。。

 

ウルギーについたバス停では、今回の旅のアテンドをお願いしている、運転手ワットさんがお迎えに来てくれました。

 

ナーダムの日程が変更になり、山に先に行くことになりました。

まずはホテルで休みつつ、買い物に行ったり

トルコ料理屋が多いので、素敵なレストランへいきました。

「パムッカレ レストラン」

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トルコ料理屋さんは、イスラム教の教えに従い、お酒が出ません。

そして、ここでもツォインワンは食べました。

 

ホテル。

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次の日、タワンボグド山へ向かって一日移動。

ワットさんと、その奥様と、私たち5人の計7人で山へ行きました。

 

 

山へ向かう途中、岩絵を観ました。

夏の岩絵。

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去年の10月のときの岩絵。

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次の日は馬に乗って、タワンボグド山(5連山)の中で、モンゴルで一番高い「フイテン山(万年雪山:寒い山)」を観に行きました。

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すごく天気が良かったのですが、山の前でだけ雹に振られて、

雹が雨になり結構濡れました。

でもすごく楽しかった~~~

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わたしの馬は11歳で、6頭の中で2番目に若く、ずっとマイペースで草食みまくって、水飲みまくってました。。

ほんとは、食べたり飲んだりさせちゃいけないんだけど、制止できませんでした。

 

花もいっぱいで、ものすごくきれな場所でした。

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泊まったゲルの中はこんな感じ。

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夜はカレーライス作って、次の日はドライカレーと炊き込みご飯もって山に登ってお昼たべて、夜は炊き込みご飯の残りとラーメンで暖まりました。

ワットさんと奥様は日本の炊き込みご飯がお口に合わなかったようで、食べている様子が険しすぎて面白かったです。

 

長いので、次の記事で、もう少しこのゲルキャンプの話とナーダムの話を書いていきます。

近所の少女

先日は主に少年たちに囲まれましたが、

今日はこの前、遠くで見ていた少女たちも来まして、またトランペット回し吹き大会が小規模に開催されました。

 

「この歌知ってる?」

と、またゴヨゴヨゴッヨ、の歌を吹いたら

「知らなくてどうすんねん」と女の子に返されてちょっとビビりました。

 

この前吹き方教えたらすんなり吹けた男の子が、何度も音を出しに来て

その吹くときにぷっと膨らんだほっぺたがものすごくかわいかったです。

あえて写真写りの悪いのを載せておきます。

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今日の一番吹けたで賞は、彼女。

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すんなり音が出た上に、安定した音で、美しい。

上手いので、音階の「ドレミファソ」まで教えました。

素晴らしい。

 

練習の最初にわたしに「韓国人なの?」と聞くので、「日本人だよ」と答えました。

 

日が暮れたので、家に帰る道々話していると、

彼女は「さっきなんで韓国人なのって聞いたと思う?」と。

なんておませさんな聞き方をするのかしらと思いながら

「え?なんで?」と問い返すと、

「実はお母さんが韓国にいるんだー」と。

 

うん?つながりがよくわからない。。

 

とりあえず、彼女は夏休み期間中の小学生で、実家はドンドゴビ県にあるんだそうです。

母の妹の家が私のマンションのところで、そこに居候しにきていたのです。

 

「何時も何時に家にいる?」

「朝は何時から?」

「家から中庭見える?」

「家でひまなとき、家の窓から私たちが見えたら、楽器持って降りてきて!トランペット教えて!」と。

 

最後に、別れようとしたとき

「ねえちゃん、これあげる」と。

布巾の素材で作った、小さな小物入れ。

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「友達と今日作ったんだけど、それが一番うまくできたの。あげるね」と。

 

おおお、すごくうれしいぞ!!

「私のは刺繍したんだー。ねえちゃんのも、刺繍していいからね!」だって。

かわいいな~

 

ドンドゴビは、カウンターパートの田舎です。

素敵な人ばっかだな~とニヤニヤしながら、書いております。

外でみんなで遊べる夏は短いですが、できるだけトランペット教室やってあげれたらいいなと思います。

その前に、興味持ってもらえるようなかっこいい曲をマスターしなくては。

近所の少年

先日、またまたトランペットの練習に行った帰り、

楽器を持ちながら、自宅マンションに差し掛かりました。

 

「子どもたちいるかな~」と思いながら近づくと、中庭よりも外に、たくさんの子どもたちがいました。

連日、天気が良くて温かいので、みんな外遊びして走り回っていました。

 

「いつ吹いてくれんの?」と男の子が言うので、

「今吹く??」というと、うなづく子ども。

鉄砲のおもちゃ持って遊んでいる途中なのに、中断してくれました。

 

夕暮れの中、先日練習しておいた、モンゴルの歌を吹きました。

「チクチー チーネービッシェー ヒーヘー ウールー ウガヤー

ヒミフーワッ ゴヨゴヨ ゴッヨ」

という、童謡。

曲名わかりませんが、歌の意味は、

「耳一人で洗えるもん!かっこいいでしょ!」

です。訓練所で、同期と先生が教えてくれた歌です。

 

2回吹いて、知ってる?というと、歌ってくれました。

「じゃー、次は『赤ちゃんこっちきて』ね」とリクエスト頂きました。

曲は知っていましたが、アドリブで吹けるような技術ないので、ご遠慮して、また今度、ということに。

 

「吹いてみる?」というと

目を輝かせる少年たち。

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こういうのが、一番楽しい~

一応出し方教えるけど、何人かすんなりうまく音出せる子がいるんですよね。必ず。

 

そういう子がどうだ、どうだ、と吹くのを見て

ほかの子がまた「ぼくも、ぼくも」てなって、

そして、隣にいた赤ちゃんを連れたお母さんのアドバイスのおかげなのか、

こんな感じで行列ができてました。

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さっき買ったばかりのアイスが溶けるのと、

日が暮れてきたので、「じゃー帰るからあと一人ね!」と無理やり切り上げました。

 

中庭に入るとほかの遊んでいた女の子が

「この人だよー!さっき楽器吹いてたの!」と叫んで指さされました。

 

一気に知り合いまた増えた感じがします。

今朝も男の子の一人に会って、覚えててもらえてなんだかくすぐったい嬉しさです。

週末は相撲観戦

モンゴルに来てよかったことの一つに、

国技である相撲への興味がわいたことが挙げられます。

 

わたしはテレビでのスポーツ観戦が全般的に食わず嫌いなので

相撲も全然見たことありませんでした。

 

せっかくモンゴルに行くのに、相撲を知らずに行けるか!ということで

二本松での訓練が終わった一昨年の9月に、モンゴルの同期と相撲好きな班メンバーと夏場所を観に行きました。

初めて、両国国技館へ。

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インターネットから、チケットぴあで簡単にチケット買えました。

2階イス席で、ひと席3800円の自由席でした。

 

秋場所4日目でした。

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テレビで見るより、はるかに面白い。

両国の駅に着いた瞬間からもうワクワクできます。

行っておいてよかったです。

 

訓練所を退所して、その足で行ったので夕方遅くなりましたが

白鵬、日馬富士、高安、遠藤などなどの取り組みを見ることができました。

 

終わった後は、もちろんちゃんこ鍋食べに行きました。

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あー、食べたい。

 

さて、なぜ懐かしい話を書いたかと言えば、

 

昨日名古屋場所が終了しましたね。

通算8回目、名古屋場所では3回目の優勝を果たし、

混戦した優勝争いから見事勝ち抜いた日馬富士!

おめでとうございました~

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13勝2敗ですって。

 

最後の白鵬との取り組みは見ておりました。

しかし、終わった後のコメント、日馬富士より稀勢の里が優勝を逃したことに対する次回への激励多すぎですよ!

稀勢の里、それだけ期待されていたことをまざまざ感じましたが

モンゴル人力士って、本当に大変なんだろうなって思いました。。

 

さて、そんな大活躍のモンゴル人力士たちがウランバートルで試合をします!

7月30日、31日 ボヤントオハー体育館

モンゴルで一番大きくてきれいな体育館で行われるそうです。

是非観に行きたい。

プログラムがよくわかりませんが。。

www.24tsag.mn

 

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やるのは間違いないようです。

町中にポスターがあります。