また記事を書くのが滞り、
今日は両親がモンゴルに来るので、絶賛掃除中なのですが、とりあえずひと記事。
リオ五輪がはじまりましたね。
モンゴル語で、オリンピックは"Олинпийн наадам(オリンピーン ナーダム)"だそうです。
ナーダムのことを書こうとしていたので、オリンピックもナーダムなのかと感動です。
今回のオリンピックには205か国が参加していて、過去最多だとのことですね。
知り合いが今現在行っている国がたくさん出ていて、
関係なかった、全然知らなかった世界がぐっと近づいてきたなと開会式みながら感動しています。
南米での開催が初めてだなんて、知らなかった。
キラキラカラフルなブラジルの会場は、ものすごく盛り上がっているのでしょうね~
さて、今日は、モンゴルの祭典「ナーダム」時期の今年の過ごし方について振り返ります。
毎年のナーダムは7月11日~13日ですが、ASEMがウランバートルで開催され、
安倍総理を含めた各国の首脳がいらっしゃった関係で?、前後したりしたようです。
首都のナーダムは去年見たので
今年は田舎に行きたい!!と1年前から言っておりました。
ウランバートル隊員であり、チャツォー(同い年)隊員でもある、
行動力のある彼女の協力により、モンゴルの最北西県「バヤンウルギー県」へ旅行してまいりました。
メンバーは、
26年度4次隊 言語聴覚士隊員
26年度4次隊 バレーボール隊員
27年度1次隊 デザイン隊員
27年度1次隊 幼児教育隊員
26年度2次隊 わたし
いつの間にか一番古株になりました。
バヤンウルギー県の県庁所在地はウルギー村です。
1400㎞ある道のりを、何で移動したか。
これです。
ナーダム前で乗る人がたくさんいるためでしょう。これはいつものバヤンウルギー行きのバスではなく、立派なバスなのです。
60時間はかかるという、バス旅行、幸先よく始まりました。
道中の料理は、ツォイワンという揚げ蒸しうどんばかり食べていました。
ここのは、麺も手作りで美味しかったです。
旅行日程は、
バス移動2泊3日、ウルギーで3泊(2日間ナーダム)、タワンボグド山で2泊、ウルギー1泊、バス2泊3日という6泊11日の予定でした。
でもこの素敵バス、目的地の手前の県で、故障によりストップ。
バスの中でひたすら寝ていたのでよくわからないのですが、2日目くらいからずっと動いたり止まったりを繰り返していたらしいです。
手前の県から、ウルギーまでほかの代理バスがピストン運送してくれたため、
最終的に70時間くらいかかり、最初のホテル泊がバス泊になりました。
素敵バスから、いつものバスへ乗り換えました。
悪路もラクラク、ロシアバスなのですが、座席が固いし、リクライニングなし。
座席間は狭くて、足は伸ばせない席が多い。
座席のわきのひじ掛けすらなく、タイヤの上の席は足もぶらぶらで体が固定できないという、激しく乗り心地の悪いバスなのです。
一番後ろの席に座り、真ん中に座ったお兄さんは夜通し、体が前に滑って寝れずに過ごしたそうです。。
ウルギーについたバス停では、今回の旅のアテンドをお願いしている、運転手ワットさんがお迎えに来てくれました。
ナーダムの日程が変更になり、山に先に行くことになりました。
まずはホテルで休みつつ、買い物に行ったり
トルコ料理屋が多いので、素敵なレストランへいきました。
「パムッカレ レストラン」
トルコ料理屋さんは、イスラム教の教えに従い、お酒が出ません。
そして、ここでもツォインワンは食べました。
ホテル。
次の日、タワンボグド山へ向かって一日移動。
ワットさんと、その奥様と、私たち5人の計7人で山へ行きました。
山へ向かう途中、岩絵を観ました。
夏の岩絵。
去年の10月のときの岩絵。
次の日は馬に乗って、タワンボグド山(5連山)の中で、モンゴルで一番高い「フイテン山(万年雪山:寒い山)」を観に行きました。
すごく天気が良かったのですが、山の前でだけ雹に振られて、
雹が雨になり結構濡れました。
でもすごく楽しかった~~~
わたしの馬は11歳で、6頭の中で2番目に若く、ずっとマイペースで草食みまくって、水飲みまくってました。。
ほんとは、食べたり飲んだりさせちゃいけないんだけど、制止できませんでした。
花もいっぱいで、ものすごくきれな場所でした。
泊まったゲルの中はこんな感じ。
夜はカレーライス作って、次の日はドライカレーと炊き込みご飯もって山に登ってお昼たべて、夜は炊き込みご飯の残りとラーメンで暖まりました。
ワットさんと奥様は日本の炊き込みご飯がお口に合わなかったようで、食べている様子が険しすぎて面白かったです。
長いので、次の記事で、もう少しこのゲルキャンプの話とナーダムの話を書いていきます。