タワンボグド山のふもとのゲルに2泊しました。
夏はアーロール(干しチーズ)を作ったり、アイラグ(馬乳酒)を作ったり
遊牧民生活を見せてくれていました。
馬乳酒は、牛の革の中で馬の乳を撹拌して発酵させて作ります。
去年の10月も、秋の山を楽しみに来たのですが
あいにく雪に降られてしまい2日間ゲルに引きこもりしました。
夏のゲルの周りはこんな感じでした。
これは夕暮れ。
ゲルキャンプの管理人さんのおうちで、夏ならではの作り立ての乳製品をごちそうしていただきました。
真ん中のは、ボールツォグという揚げパンで、
それにウルム(牛乳を茹でた時に上にできる高脂肪分)やシャルトス(バター)、砂糖など思い思いにつけていただきます。
ちょっと柔らかい、カッテージチーズのようなビャスラグや、
できたてのアーロールなどもいただきました。
すべて、原料は牛乳です。
夏の間は、これらのツァガーンイデー(白い食べ物)を食べて、ビタミンを摂っているそうです。
もちろん、スーティツァイ(ミルクティー)もいただきました。
美味しかったです。
夜は、星観て、流れ星が流れるたびにお願い事しました。
いっぱい流れるもんだから、お願い事のハードルもどんどん上がりました。
先輩隊員にもらったライトで、「ピカピカ」写真も撮りました。
山から街へ戻る途中、鷹匠さんのところへ寄ってもらいました。
みんな腕に乗せて写真撮りました。
秋になると、「鷹祭り」というのをやっているので、去年の10月はそれを見に来たのです。
これが鷹と鷹匠さん。
鷹じゃなくて、鷲らしい、というウワサですが、よくわかりません。。
かっこよかったです。
外国人がたくさん集まるイベントで、観光客ばかりでした。
見ごたえあるし、お土産屋さんがいっぱい出ていて、見やすくて面白かったです。
サクサイ村というところで、ちょっと寄り道してもらって、
カザフ族の村のモスクをみました。
こじんまりしていて、ものすごく素敵。
このあと、ウルギーでもモスク行きました。
大きくて、すてき。金曜日は、礼拝の日?なのか、お昼過ぎに、音楽が流れて、人がたくさん集まってきていました。
頭に帽子、もしくはスカーフをはいて、
足は出さないように膝より長い丈のスカートかズボンを着用していなくては入れません。
ウルギーのザハ(市場)にも行きました。
秋も買ったけど、カザフ模様のカップ買ったり。
市場の肉売り場には「カズ」というカザフの腸詰めが干してあります。
カザフ族の刺繍の入った布
アンティークのものは高いのですが、新しくミシンで作られたものは比較的安く手に入ります。
ドンブラという、カザフの2弦の楽器もかわいいのがたくさんありました。
ザハの前にあった建物も色鮮やかでかわいい。
秋よりも、街歩きの時間がたくさんあったので、新しいお土産屋さんたくさん発掘しました。
鷹祭りの会場でも出店していたザハの刺繍小物や、お菓子を売っているおばさん、わたしのこと覚えていてくれました。
彼女が作ったポシェット使っていたからね。
ああ、また長くなったので、ナーダムの話はまた次回