さー、いよいよ大人数編の最終回になりました!
オトゴンテンゲル山とザブハン県の川や自然と戯れた後、
残すは、モンゴルのメイン観光スポットの一つであるフブスグル湖(Хөвсгөл нуур)。
フブスグル湖は、親しみを込めた別名で呼ばれることが多いです。
モンゴルの「母なる海」ダライ・エージ(Далай ээж)と呼ばれています。
チベット仏教における最高位の僧を意味するダライ・ラマ(Далай Лам)のダライ、はモンゴル語なのです。意味は「海」です。
活動先の患者さんに、「観光したか」とよく聞かれます。
そのあと二言目には「フブスグル湖へ行ったか」と聞かれるのが定石。
モンゴルの人にとって、「モンゴルにきたら、フブスグル湖を観光せずに観光したとは言えない!」のかもしれません。
9日目
ザブハン県オリヤスタイ村から、でこぼこ道を2日かけて、
フブスグル県ムルン市(Хөвсгөл аймаг Мөрөн хот)へ突入。
ここには、3人の隊員が住んでいて、今回旅行に参加していないわたしの同期隊員2人と合流することができました。
おうちに初めて宿泊。
12人が3件に分かれて、おうちに泊めてもらいました。
10日目
朝、いよいよフブスグル湖へ出発。
ムルンから、フブスグル湖の入り口になるハトガル(Хатгал)へ。
120㎞の道はすべてコンクリートロードが整えられていました。
1時間半で到着。
ハトガルでは、おしゃれなロッジのカフェでチョコケーキとコーヒーをいただきました。
写真が残念ながら一枚もない・・・
ゲルキャンプが多い国立公園ですので、なかなか泊まる場所が決まらずさまよいました。
最終的にきれいな草花の木陰にテントを張りました。
フブスグル湖は、1年のうち、1週間しか泳げないとウワサに聞いていました。
午前中から湖に入ったら寒くて凍え死ぬかと思いました。
ガクガク。
こんな感じの、整備されてない、あまり人のいないスポットで泳ぎました。
ツァガーン・ノーラと同じく午後か、夕方の方が水が暖かくなって入りやすかったみたいです。
寒くて体力消耗したので、夕方はのんびりと湖を散歩しました。
みんなそれぞれ、釣りしたり、再び泳いだり、湖のほとりで語り合ったりしていました。
キャンプファイヤーを囲んで、最後の夜が更けていきました。
11日目
前日、夜更かししたにもかかわらず、
朝日を見ようということで、一部の人たちは6時台に起きていました。
わたしも、起きようと頑張りましたが、気づいたら7時半。
隣に寝ていた先輩隊員がずっと私の足を温めながら寝てくださって、とてもぬくぬく快適にぐっすり寝ました。
朝日を見た隊員の写真を拝借。
わたしが起きたときは結構朝日上ってましたが、湖に反射する朝日のきれいなこと。
言葉に言い表せません。
日本の方々、ウユニ塩湖に行かず、フブスグル湖でもいいのではと思いました。
「ウユニ塩湖に行っても、きっとこんな景色なのでは」と想像したわたしにとって、ウユニ塩湖は憧れの場所の一つですが。
朝ご飯を作って食べて、
昨日とは違ったスポットに移動してフブスグル湖と最後の写真を撮りました。
ムルンへ帰る道々、トナカイと記念写真を撮りました。
フブスグル湖のもっと奥に住んでいる、トナカイを飼う少数民族ツァータンのトナカイです。
後ろに移っているゲルは、ツァータン族のものじゃないんですけどね。
観光用です。写真代も結構高かったです。
プライスレス!な経験が盛りだくさんの旅でした!!
モンゴルの素敵なとこををい~~~~~っぱい見れました。
モンゴルの夏って最高でした。
長い日記になりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました♪