同期の青少年活動隊員が主催した「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真ポスター展」と、
特別イベント、「ヒロシマから モンゴルから 平和のメッセージを届け合おう」が開催されました。
写真展は5月9日~13日
イベント5月12日の14時~17時に開催されました。
木曜日でしたが、活動は午後休みをもらって司会をさせてもらいに行きました。
イベントの場所は、モンゴル日本センター
2002年に日本の無償資金協力によって建てられた施設です。
日本語を勉強する子どもさんたちが活用したり、
日本留学生がイベントをしたり
日本語の本がたくさんある図書室にはいつも学生さんがたくさんいます。
プログラム
- 開会式 JICAモンゴル事務所長のあいさつ、モンゴル日本人会会長のあいさつ
- 同期隊員の「ヒロシマ・原爆から平和を考える」セミナー
- ヒロシマと結ぶウェブ会議「被爆体験証言」
- 閉会式 モンゴル日本センター長のあいさつ
- 折り鶴作成
同期のセミナー
スライドは、左側が日本語、右側がモンゴル語でした。
彼女のおばあさんは被爆の経験者だったというお話から、
とても惹きつけられるセミナーでした。
非常に痛ましい原爆投下の瞬間からその後を体験をした住民の方々を表現したアニメも流していました。
凄惨でこの世の終わりのような情景に、
この先、誰にも、こんな体験させてはいけないと思いました。
スカイプ会議では、実際に被災された方のお話を生で聞けました。
どのような経路をたどって非難したか、なぜ助かったか、
どのように感じたか、などいろいろなことを教えていただきました。
当時小学1年生で、本当は被爆地のど真ん中を通る予定になっていたそうですが、
たまたま被爆地を避けて小高い丘の方にいらっしゃったため、同じクラスの人たちも助かったとのことでした。
広島に原爆が落とされたのは、その日広島が晴れていたから、だそうです。
長崎は雨だったそうです。
T字の橋が、空から見て目印になるので標的になったそう。
そこに原爆が投下されたとの話、初めて聞きました。
質問タイムは、次から次へ質問が出て、途切れませんでした。
折り鶴体験は任意参加でしたが、多くの学生さんが参加していました。
写真展も、モンゴル語の翻訳で説明がつけられていて、とても興味深かったです。
奇しくも、オバマ大統領が、現職のアメリカ大統領として初めて広島を訪れるというニュースの出始めるころでした。
二度と戦争や、核兵器を使うような愚かな行為が繰り返されないようにという願いがみんなの共通のものになりますよう。
広島にはまだ行ったことはありませんが、
今年12月に行く予定です。
しっかりいろいろ見て回りたいと思います。