さて、過去を振り返って記事を書きます。
2016年2月号の「JPTA NEWS」に、
先輩理学療法士隊員が書いた記事が掲載されました。
(理学療法士協会に所属されている人全員に配られる雑誌です。
学術誌である理学療法学とともに発送されます。
日本理学療法士協会から偶数月に発行されています。)
内容は、
モンゴルの理学療法士の歴史
モンゴル理学療法士の現状
モンゴルの理学療法士協会
医療制度とリハビリテーション科の体制
これからのモンゴル理学療法士界、となっていました。
この記事が載った当時、モンゴルの理学療法士養成校は
Mongolian National University of Medical Sciences(:MNUMS)のみでした。
この学校は群馬大学大学院保健学研究科が学部間交流協定を締結し、
2007年から支援のもとに教育が開始されたそうです。
現在、理学療法士の卒業生は6期生まで出ました。
モンゴル全体の理学療法士の数は100名を超えています。
昨年9月から、サインシャンダの分校と、ウランバートルの私立大学の計3か所で養成しているようです。
しかし、質の維持のために課題が残っているとのことでした。
養成校の増加は理学療法士の重要性がモンゴル国内で認識されているということだと思います。
MNUMSを中心としたモンゴル理学療法士協会は2014年にWCPTへ加盟しました。
ワールドワイドなモンゴル理学療法士協会が、モンゴルの理学療法士たちを先導しています。