モンゴルで理学療法士

青年海外協力隊として2014年10月~2016年10月、モンゴルに派遣。その記録です。

トランペット

中学生のときから、大学生の時まで、ホルンという楽器をやっておりました。

 

中学生の時は華やかな部活で、先輩方がかっこよくて

仲の良い友達がたくさん入るというので、流れて入部した感じだったのでした。

 

高校は違う部活に入ろうと思ったのに、

これまた塾で仲の良かった大好きな友達が入るというのとか、

なんとなく楽器に親しんでしまって吹かないのが心地悪いような感じになってきて、入部。

そこからは熱い先輩方や仲の良い講師の先生の影響で、ずるずる、といった感じで続きました。

 

楽器別人間学みたいなものが流行ったりしていましたが、

日本全国で「吹奏楽あるある」があって、処変わって大学に入ってからも、吹かないと気持ち悪くて、サークルに入っていました。

 

ホルンパートの仲間になっているうちは、「変人の集い」になるのは間違いない、といった感じで、どこにいても楽しかったのです。

ノリがよかったり、非常に優しくて穏やかな人が多いので

一緒にいて居心地がいい人が多いのです。

ホルン自体の魅力もさることながら、ホルン吹きの魅力に魅せられて続けていたのでしょう。

 

しかしながら、就職してから、ホルンよりも花形で、憧れでもあったトランペットに乗り換える決心をしました。

なぜなら、協力隊のときに持って行きたいけれども、かさばるからです。

 

1年間、トランペットを友達に借りて習いました。

習ってみてびっくり。ホルンとトランペットは似た楽器だと思っておりましたが、

唇や舌の使い方が全く違いました。

 

私の先生は、今やメディアでも活躍されているかたで、

「チャランポランタンと愉快なカンカンバルカン」というバンドでトランペットを吹いていらっしゃいます。

素敵な方に教えてもらえたことを光栄に思っております!1年だけだけど!

ありがとうございました~!

 

二本松訓練所に入所する直前に、マイトランペットを購入しました。

ヤマハの一番安いものですが、

ふらっと立ち寄った楽器屋さんになんと高校時代の先輩が働いていて、

彼がマウスピースをBUCKのかっこいいピングゴールドのものをおまけしてくれ、

おねだりして、ジブリの譜面までつけてもらいました。

 

草原で吹きたい曲、そう。ジブリの、「ラピュタの城」の。

パズーが吹くやつです。鳩小屋を開けて。

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実現しました。いい感じに。

 

鳩ではなく、山羊と羊を統率した感じになりました。

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まさか、わたしの音によって羊たちをひきつけたかと浮かれました。

 

この直後、「そこは山羊と羊の寝床で、音を怖がって近寄れないから降りなさーーーーーい」と怒られました。

とんだ羊飼いではなく、寝床荒らしでした。すみません。。

 

ボランティアの歓迎会、送別会が年8回あり、そのたびに

無理やり吹かせて頂いたりしていました。

チキンな気持ちは変わりませんが、わたしって目立ちたがり屋だな~ってことだけ痛感。

せめてお聞かせできるように上手くなりたいが、練習はさぼりがち。。

 

残り2回になった歓送迎会。

何とか花を添えて帰りたいです!

いつも、吹かせてくれるチーム「せいろがん」と

暖かい観客の皆さまに感謝