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モンゴルで理学療法士

青年海外協力隊として2014年10月~2016年10月、モンゴルに派遣。その記録です。

国立第一病院の透析室

さて、国立第一病院の透析室のことです。

 

病院は、90周年。

モンゴルに血液透析療法が導入されたのは1975年のこと。

当時、モンゴルに唯一、第一病院に2台の透析機器がありました。

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2006年6月1日透析センターが設置。
第一病院に10台の機器が設置されて以来、地方からの患者が集まってくるようになりました。

2013年には、第三病院を含めウランバートルに4つの透析センターが開設されました。

 

2013年時点でのモンゴル全土での機器数は112台になったそうです。

 

現在、第一病院にある透析機器は、全部で30台。

2011年に徳洲会病院から10代の機器が寄付され、2部屋ある透析室のうち、一つは「徳田虎雄記念人工透析センター」と名付けられています。

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これが中の様子。

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この部屋には計12台の機器がありました。患者さんの顔は加工してあります。

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もう一つの部屋は、スージーという団体?などから寄付された18台がありました。

 

患者層は、21歳から82歳。最長で16年治療を継続している方もいらっしゃいます。

総勢、172名が治療を受けています。

透析治療は月曜から土曜日の6日間。

1日3回、治療をしています。

朝のグループは7時半~、昼のグループは13時~、夜のグループは18時~ 

 

3回転がうまく行けば22時で終了だそうですが、

機器の調子不良などがあると、24時まで透析治療をやることもあるそうです。

 

スタッフには東京大学病院や、徳洲会病院に関係があるそうで、日本に研修に行かれた方も何名かいらっしゃいました。

 

この透析センターがモンゴルの透析医療の中心。

ここで学んだ人たちが、今のモンゴルの透析医療を切り開いていると話していました。

ゆくゆくは、2部屋ある透析室を1つにまとめて、こんなセンターを作りたいそうです。

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患者さんのうち、若い方々や元気な方、総透析者のうち10%くらいの人たちは自分たちで運動機会を作って、月に1度、ピクニックなどしているそうです。

しかし、中には活動性の低い、寝ているまたは座っている時間が長くなっている人たちもいるそうです。

先生方は「運動が大切だということを、これから普及していきます」、と話してくださいました。

個人で動けないような人ほど、第一病院のリハビリスタッフに協力を依頼してくださいね、と話させてもらいました。