モンゴルで理学療法士

青年海外協力隊として2014年10月~2016年10月、モンゴルに派遣。その記録です。

大みそか

本日は、大みそかです。

 

ベトナムや中国、北朝鮮は今日が旧正月とのことですが、

韓国は一昨日だったと、医師は話していました。

 

モンゴルはというと、明日が旧正月です。

 

日本でいう、12月31日のような感覚です。みんな仕事がありますが。

12月31日も午前中だけ仕事をしていました。

 

新年は、親族の中でも年長者のおうちから、いろいろなおうちを訪ねて、

お金やプレゼントを渡したり、ボーズを食べたりします。

 

そのため、先日いったハラホリンザハ(хархорин зах)では、お祝い用の羊が大量に並んでいました。

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こんなに肉が並んでいるのは、ツァガーンサル前ならではです。

生々しい写真ですみません。

 

 

今年は、今日の午前中まで活動して、午後はお休みいただいて

明日から3日間、国民の休日です。近所の野菜やさんもお休みすると話していました。

 

わたしは、カウンターパートの実家がある、ドンドゴビ県にいきます。

車で210㎞で県庁所在地に行き、そこから100㎞移動するというような話でした。

19件の親戚のうちを回るそうです。

 

実家に帰れることをウキウキしている同僚と先週からわいわい楽しみにしていたのです。

彼女のご家族に会ったことはありませんが、

赴任してすぐのころ、昼ご飯に米ばっかり食べているわたしの昼食を心配して、「肉を食べろ」と2キロほどの馬肉をくださって大変お世話になった思い出があります。

「なぜ肉を食べないのか」と聞かれて、「お金がない」と説明してしまったのが悪いのですが。。

心遣いの素晴らしい、温かい家族であるに間違いないのです。

 

しかしながら、1か月ほどジクジク患っている腰痛がいよいよ悪化しここ4日ほど病床に臥していました。

田舎に行って同僚に迷惑かけるのではないかという心配はあります。。

 

昨日まで、ほんとに死んだんじゃないかという孤独感が一瞬浮かんでは消え、

ときに腰の痛みに悶絶して、生きた心地がしなかったです。

昨日、先輩の理学療法士隊員お2人に治療していただいたおかげで、今日はここ1週間で一番調子よくなりました。

むちゃくちゃ癒されました。。ありがたや。。

理学療法士ってすげ~

 

明日からの新年早々、腰痛でずっと寝て、しかも一人では十分に家事も整容動作もできない状態で孤独死並みの気分を味わいたくないという欲から、同僚のおうちにお世話になることにしました。

悪化しないように、楽しんできます。

大気汚染のない、空気のきれいな田舎に行ったらツルッと治ったりして、という期待を込めて。