モンゴルで理学療法士

青年海外協力隊として2014年10月~2016年10月、モンゴルに派遣。その記録です。

モンゴル独立記念日

11月26日はモンゴル国の独立記念日だったそうです。

 

活動が終わるときに、「ゆき、今日予定ある?これから、知り合いのうちにみんなで行くんだけど、行く??」と、お誘いしていただきました。

 

JICA事務所に行く予定でしたが、「今度でいいじゃん」という同僚の勧めにのっかって、

ちゃっかり、同行させてもらいました。

 

みんなで移動する道々、「今日はなんでお呼ばれするの?」と素朴な疑問を投げた私に

STとして働いている医師が、「中国から独立した、めでたい日だ!うんぬん~」と。

とりあえず独立記念日「independence day」 ということだけ理解しました。

 

『モンゴル人民共和国は、半世紀前に革命をやった。かつてモンゴルに不利益のみをもたらした中国と手を切り、手を切るために帝政ロシアに接近したり、次いでソ連の応援をもとめたりして、社会主義化した。』

‐司馬遼太郎 街道をゆく5 モンゴル紀行

 

根強い反中感情を吐露されることはよくありますが、そっと聞かなかったことにしたりしてかわします。

中国は悪くて、日本はいい。

みなさん親日的で、「日本人」と名乗ると優しくなるその表情にいつも救われますが、国に対する感情を好い悪いで言い切れるものなのか、困ります。

 

モンゴル国は、中国とロシアにはさまれた内陸国です。

モンゴルの民族は、ハルハ族、ブリヤッド族、カザフ族、他にも少数民族などが地域ごとに暮らしています。

 

中国の内モンゴル自治区にもモンゴル人が住んでいて、人数的には内モンゴル人の方が多いと聞いたことがあります。内モンゴル自治区のモンゴル人と、モンゴル国のモンゴル人・・・

 

脱線しましたが、そんなモンゴル国の独立記念日は、看護師さんのお宅にお呼ばれ。

最近リハ科ではみないなあ、と思っている看護師さんおうちで、ツァガーンサル(旧正月)のような豪華な料理をごちそうになりました。

 

 

 

毎年、独立記念日はお呼ばれするそうです。

 

メニュー

スーテイツァイ(ミルクティー)

細切り肉とパプリカのトマト味サラダ

ニースレルサラダ(ジャガイモのマヨサラダ)

ハムときゅうりとトマトの盛り合わせ

チリチキンとマカロニ

チャナサンマハ(茹で肉)

ボーズ(羊肉の蒸餃子)

シュル(スープ)

 

アイラグ(馬乳酒)

アリヒ(モンゴルウォッカ)

 

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※ほとんど食べ終わりに写真撮っちゃったもんで、あんまりきれいじゃなくてすみません。。

もっときれいでしたよ!

リハ科の看護師、医師、コメディカルが入れ代わり立ち代わり。ご親戚も来ていて、1LDKのおうちは超満員でした。

 

スーティツァイは3杯もいただき、

アイラグとアリヒで酔っ払いつつ、たくさんのお料理におなかも超満員になりました。

ごちそうさまでした。