11月26日はモンゴル国の独立記念日だったそうです。
活動が終わるときに、「ゆき、今日予定ある?これから、知り合いのうちにみんなで行くんだけど、行く??」と、お誘いしていただきました。
JICA事務所に行く予定でしたが、「今度でいいじゃん」という同僚の勧めにのっかって、
ちゃっかり、同行させてもらいました。
みんなで移動する道々、「今日はなんでお呼ばれするの?」と素朴な疑問を投げた私に
STとして働いている医師が、「中国から独立した、めでたい日だ!うんぬん~」と。
とりあえず独立記念日「independence day」 ということだけ理解しました。
『モンゴル人民共和国は、半世紀前に革命をやった。かつてモンゴルに不利益のみをもたらした中国と手を切り、手を切るために帝政ロシアに接近したり、次いでソ連の応援をもとめたりして、社会主義化した。』
‐司馬遼太郎 街道をゆく5 モンゴル紀行
根強い反中感情を吐露されることはよくありますが、そっと聞かなかったことにしたりしてかわします。
中国は悪くて、日本はいい。
みなさん親日的で、「日本人」と名乗ると優しくなるその表情にいつも救われますが、国に対する感情を好い悪いで言い切れるものなのか、困ります。
モンゴル国は、中国とロシアにはさまれた内陸国です。
モンゴルの民族は、ハルハ族、ブリヤッド族、カザフ族、他にも少数民族などが地域ごとに暮らしています。
中国の内モンゴル自治区にもモンゴル人が住んでいて、人数的には内モンゴル人の方が多いと聞いたことがあります。内モンゴル自治区のモンゴル人と、モンゴル国のモンゴル人・・・
脱線しましたが、そんなモンゴル国の独立記念日は、看護師さんのお宅にお呼ばれ。
最近リハ科ではみないなあ、と思っている看護師さんおうちで、ツァガーンサル(旧正月)のような豪華な料理をごちそうになりました。
毎年、独立記念日はお呼ばれするそうです。
メニュー
スーテイツァイ(ミルクティー)
細切り肉とパプリカのトマト味サラダ
ニースレルサラダ(ジャガイモのマヨサラダ)
ハムときゅうりとトマトの盛り合わせ
チリチキンとマカロニ
チャナサンマハ(茹で肉)
ボーズ(羊肉の蒸餃子)
シュル(スープ)
アイラグ(馬乳酒)
アリヒ(モンゴルウォッカ)
※ほとんど食べ終わりに写真撮っちゃったもんで、あんまりきれいじゃなくてすみません。。
もっときれいでしたよ!
リハ科の看護師、医師、コメディカルが入れ代わり立ち代わり。ご親戚も来ていて、1LDKのおうちは超満員でした。
スーティツァイは3杯もいただき、
アイラグとアリヒで酔っ払いつつ、たくさんのお料理におなかも超満員になりました。
ごちそうさまでした。