さて、これからお客さまにわたしのうちに来ていただくにあたり、
タルバイ~エンファタイワン通り(энх тайвны өргөн чөлөө)の西側の交通事情をご説明しておこうかと思います。
チンギスハーンタルバイから、私のうちは5キロほど西に行ったところにあります。
平和通りという名のエンファタイワン通りを、もうずーーーっと西に来てもらえると、通り沿いに活動先があり、その裏に住んでおります。
この平和通りをうちまでずーっとまっすぐ西に進んでくれるバスを紹介します。
乗り場はタルバイからです。
M4番
トローリー2番
17b番
23番
26番
27番
32番
ざっとこのくらいあります。
写真は、バスの側面についている、停留所の案内です。
これらのバスのうち、M4,トローリー2、23、26、27、32の6つはソンギノハイルハン地区にある、ドラゴンセンターという、長距離バスセンターまで移動できます。
こちらを使われる方も是非、このバスをどうぞ!
乗り方としては、目的地に行くバスに乗って、必ず運転手以外にお金を回収しにくる人がいるので、その人に500トゥグルグ、もしくは300トゥグルグを払うだけです。
トローリのみ一律300トゥグルグ。それ以外は一律500トゥグルグです。
子供、学生はすべて200トゥグルグ。
バスが一体何番まであるのかは、まだ謎です。
http://www.transport.ub.gov.mn/
どうやら、このホームページに行けば、バスの番号と地図が載っているとのことなのですが、、正直見方が、、
なにかいいバス情報あればまた書きます。
トローリーとは、上にパンタグラフというんですかね?電線と、それをつなぐ金属のバーがついていて、車体は大体青です。たまに白と緑のものも見ます。
バーが走行中に外れることがあって、外れたら、コンドクトルもしくは運転手が手動で戻します。
トローリーは0~5番までみたことあります。
安いし、内装が広くて椅子も多いので、わたしは積極的にトローリーに乗っています。
どのバスも、朝と夕方は混みます。
冬の5時6時のバスの混みようはものすごくて、一時、日本の朝の満員電車を超えるかと思ったほどです。
日本のやつは超えられませんでしたが。
コンドクトル(Кондуктор)はすべてのバスにいる、添乗員さんのことです。
バスの中の写真。
左が運転席で、前のドアの前に座っているのがコンドクトル。
すいてるときは、こんな風に楽にしています。
青いベストを着ていたり、なんとなく制服を着ていることが多いです。
写真のように、一見普通の格好をしていることもあります。が、彼女の青いスカートはもしかしたら一応制服かもしれません。
お金を扱っているというのが共通点です。そして、大体は中ドアの周辺にいて、乗ってくる人たちをよく観察しています。
コンドクトルには、おばちゃん、おじさん、お姉さん、お兄さんなどなど、いろいろな人がいます。
一番働き者はやはりおばちゃん。
お金をもらうタイミングを計ったり、もらってない人を見分けて声をかけたり、お年寄りが来たら席を譲れと声をかけたり、降りる場所を教えてくれたり、乗ってきたお客さんに「前へ行って」「後ろに行って」と誘導したりしています。
時には酔っ払いと戦い、バスから追い出すこともあります。
コンドクトル、とは英語のconductorと同じ言葉です。
車掌、添乗員などの意味もありますが、ずっと吹奏楽をやっていた私になじみが深いのは、「指揮者」という意味。
モンゴルのバスのコンドクトルは、まさにバスの指揮者のようにちゃきちゃきとバスの内情を仕切り、乗客に安心を与えてくれています。感謝。