モンゴルで理学療法士

青年海外協力隊として2014年10月~2016年10月、モンゴルに派遣。その記録です。

ウランバートル西側のバス

さて、これからお客さまにわたしのうちに来ていただくにあたり、

タルバイ~エンファタイワン通り(энх тайвны өргөн чөлөө)の西側の交通事情をご説明しておこうかと思います。

 

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チンギスハーンタルバイから、私のうちは5キロほど西に行ったところにあります。

平和通りという名のエンファタイワン通りを、もうずーーーっと西に来てもらえると、通り沿いに活動先があり、その裏に住んでおります。

 

この平和通りをうちまでずーっとまっすぐ西に進んでくれるバスを紹介します。

乗り場はタルバイからです。

 

M4番

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トローリー2番

17b番

23番

26番

27番

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32番

ざっとこのくらいあります。

写真は、バスの側面についている、停留所の案内です。 

 

これらのバスのうち、M4,トローリー2、23、26、27、32の6つはソンギノハイルハン地区にある、ドラゴンセンターという、長距離バスセンターまで移動できます。

こちらを使われる方も是非、このバスをどうぞ!

 

乗り方としては、目的地に行くバスに乗って、必ず運転手以外にお金を回収しにくる人がいるので、その人に500トゥグルグ、もしくは300トゥグルグを払うだけです。

トローリのみ一律300トゥグルグ。それ以外は一律500トゥグルグです。

子供、学生はすべて200トゥグルグ。

 

バスが一体何番まであるのかは、まだ謎です。

http://www.transport.ub.gov.mn/

どうやら、このホームページに行けば、バスの番号と地図が載っているとのことなのですが、、正直見方が、、

なにかいいバス情報あればまた書きます。

 

トローリーとは、上にパンタグラフというんですかね?電線と、それをつなぐ金属のバーがついていて、車体は大体青です。たまに白と緑のものも見ます。

バーが走行中に外れることがあって、外れたら、コンドクトルもしくは運転手が手動で戻します。

トローリーは0~5番までみたことあります。

安いし、内装が広くて椅子も多いので、わたしは積極的にトローリーに乗っています。

どのバスも、朝と夕方は混みます。

冬の5時6時のバスの混みようはものすごくて、一時、日本の朝の満員電車を超えるかと思ったほどです。

日本のやつは超えられませんでしたが。

 

コンドクトル(Кондуктор)はすべてのバスにいる、添乗員さんのことです。

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バスの中の写真。

左が運転席で、前のドアの前に座っているのがコンドクトル。

すいてるときは、こんな風に楽にしています。

青いベストを着ていたり、なんとなく制服を着ていることが多いです。

写真のように、一見普通の格好をしていることもあります。が、彼女の青いスカートはもしかしたら一応制服かもしれません。

 

お金を扱っているというのが共通点です。そして、大体は中ドアの周辺にいて、乗ってくる人たちをよく観察しています。

コンドクトルには、おばちゃん、おじさん、お姉さん、お兄さんなどなど、いろいろな人がいます。

一番働き者はやはりおばちゃん。

お金をもらうタイミングを計ったり、もらってない人を見分けて声をかけたり、お年寄りが来たら席を譲れと声をかけたり、降りる場所を教えてくれたり、乗ってきたお客さんに「前へ行って」「後ろに行って」と誘導したりしています。

時には酔っ払いと戦い、バスから追い出すこともあります。

 

コンドクトル、とは英語のconductorと同じ言葉です。

車掌、添乗員などの意味もありますが、ずっと吹奏楽をやっていた私になじみが深いのは、「指揮者」という意味。

モンゴルのバスのコンドクトルは、まさにバスの指揮者のようにちゃきちゃきとバスの内情を仕切り、乗客に安心を与えてくれています。感謝。