私の家は、モンゴルのウランバートルにあります。
ウランバートルの中心であるチンギスハーンタルバイから、西に5キロ。
活動先のすぐ裏にあります。
活動先までは玄関から、理学療法室のドアまで10分くらい。
ロシア式の建物らしいのですが、マンションの入り口には、美容室と、ちっちゃな売店があります。
売店はほかの売店より50トゥグくらい(約3円)高い気がするけど、
飲み物、おかし、洗剤などの日用品、野菜なんかも扱っていて、ちょこちょこ人が来て買っていくのを見ます。
入り口から中に入るとまた外になっていて、中庭があります。
中庭では、天気のいい日はお子さんたちがたくさん遊んでいます。
夜も、隣や上の部屋から、よくお子さんの泣き叫ぶ声や、みんなで一緒に歌ったり笑ったりする声が聞こえます。
そんなところにJICAのお金で一人暮らしさせていただいております。
間取りは1LDK。
スペックは、キッチンに換気扇、簡易だけど2口の電気コンロ、ファミリーサイズの冷蔵庫。
風呂トイレはユニットですが、広さ2畳半くらい、全自動ドラム式の洗濯機。
リビングにはテーブルとソファーベッド、液晶テレビ。
寝室にはダブルサイズくらいのベッドと、衣装ケース、机といすがあります。
わたし、一人暮らし3件目ですが、リビングのある家は初めてです。
神奈川県相模原市のJR横浜線沿いに住んでいた時は、ほぼ同じ家賃で6畳1ルームでした。
補足ですが、この家、モンゴル隊員の中でも恵まれていると思います。日本より豪華ですもの。
モンゴル隊員だから、首都隊員だからといって、こんな生活ができるというわけではないようなので、感謝しつつ、慎ましく暮らしております。
大家さんはすごく優しい女性です。
去年の11月2日に引っ越ししたのですが、翌日から一日病院での活動が始まり、
その後何回か、大家さんと活動後に家を片すことになりました。
今思えば大家さんも仕事の後に一生懸命に物を運んできてくれて、掃除までしてくれて本当に助けて頂いたのですが
わたしは疲労でいっぱいで、ストレスでしかたなく、、そんなわたしを大らかに受け止めてくれて感謝しています。
引っ越しの時、うちに足りないものはいろいろ買い揃えてくれました。
加湿器、炊飯器、日本のコンセントが使える延長コード、食器やフライパンなどもくださいました。
なぜか、テレビをSAMSUMGから日本製(TOSHIBA)に替えてくれました。どっちにしても豪華ですよ~
わたしが流暢にモンゴル語が話せないのもわかっていて、根気よく理解しようとしてくれます。
伝わらない電話でイライラ対応してしまったあとも、変わらずやさしく接してくださいました。
モンゴルのお母ちゃんです。
パール(паар)が割れたときにも、朝早いのに出勤前に早急に駆けつけてくれました。
パールというのは暖房機のことです。写真の上の白いもので、家じゅうの壁のところにあります。
中をお湯が通っているので、家の中はぬくぬく、半そで短パンでいれます。
ツァガーンサルに、ご自宅に招いて下さって、同期3人でおじゃまさせてもらいました。
大家さんに会えたことは、モンゴルに来てよかったことの一つです。
そんな中、本日、なぜか大家さんのお肉をうちの冷凍庫で1か月半ほどお預かりすることになりました。
まだまだ、モンゴル語が使いこなせないので、不思議がいっぱいです。