8月10日
この日は8月13日に、中間試験の勉強が迫っていたため、参加者は少なかったです。
訓練所から、二本松駅のほうへ下るには、バス、自転車、タクシーなどの手段がありました。
一番安くて安全なバスは午前中からお昼にかけてだと、朝8時台に1本、9時台に1本と、夕方しか出ていませんでした。
朝から二本松へ下り、ガストで朝食兼昼食をとって、モンゴル語の勉強をしました。
みんな、その頃、必死に勉強中なので、わたしも遅れを取るまいと必死でした。
午後1時半に岳下住民センターに集合して、活動に参加しました。
【参加者】
リハネットから3名
- フィジーのOV 理学療法士。
- パキスタンOV 作業療法士。北海道から夜行列車で参加されていました。(お二人には、絆祭りでもお世話になりました。)
- 前々回、初めて参加された作業療法士。
訓練生 3名
- 班長
- わたし
- シニアボランティアで、ベトナム派遣の理学療法士。協力隊経験三回目。過去に理科教師、理学療法士で派遣された経験あり。
北海道から大学生4名がボランティアの旅の途中とのことで参加していました。
【活動内容】
マッサージ
くす玉つくり
前々回、印象的なお話をしてくださった針仕事は苦手なおかあさん。
今回、かぼちゃの煮物を持ってきてくださいました。
採れたてのかぼちゃ、ほくほくで美味しかったです。素朴な味わいでした。
食べながら、黙々とくす玉つくりました。
最後つなげるのが難しかったですが、面白かった!
やはり、毎回のこと、みなさんに教わりながら作りました。
前回、女子にからんでいた中学生が今回も参加していました。
今回は女子大生に囲まれて大はしゃぎでした。
あまりにベタベタなので、よくわかっていらっしゃる先輩方に、ちょっとたしなめられる場面もありました。
この活動の前に、NTCの課題としてあった「日本人研究」というものの一環として
私たちの生活班の一部のメンバーで震災について、発表することにしました。
このため、班長と協力して、それぞれ対象者の方にお話を伺いました。
インタビューって、難しいですね。
困っていることについて、どんな手助けを求めているのかについて知りたくても、
そのまま聞かれても困りますよね。
大先輩に相談してみました。
「困っていることありますか?って聞いても、ないって言うよね」
「浪江町で暮らしていたときとの生活の違いとか、苦労していることとか、世間話の中から私たちにできることが見つかることもあるよ」
「今回のカボチャの煮物みたいに、季節のことを一緒に楽しむってことも、できる活動の一つだよね」
おぉぉぉぉ!!なるほど!!!
インタビューから、できる活動を探すんじゃなくて、
日常会話から、ヒントを探っていかなきゃいけないんだ!
あと、支援って、やっぱり同じ時間を共有したり、楽しみを分かち合ったり、
日常を一緒に味わうことも大切なんだなって改めて感じました。